こんにちは。8chunmama(はっちゅんママ)です。
税理士試験の結果が届く時期となりました。
嬉しい結果だった方、おめでとうございます。
残念な結果だった方、難しい試験だから価値のある資格なのです。
そう思わないと、やってらんない。
次に向けて引き続き頑張ってくださいね。
さて、今回は税理士試験の結果が届いたらしておきたいことを9つ、ご紹介します。
届くまではToDoリストが頭の中にぼんやりとたくさんあったのに、いざ結果が届くと「何だったっけ?」となってしまう方、ぜひお読みください。
結果を周囲に報告
言われなくてもするよ、という声が聞こえそうですが。
通学コースで勉強していた人は、「自己採点をして合格を確信して新年度から取っていない科目」の講師への合格報告も、できれば直接してくださいね。
TACでは試験結果のアンケートに「講師にメッセージをどうぞ」という欄がありますが、それ、ちゃんと先生方は読んでいますよ。
通信コースで添削を同じ講師に何度かしてもらっていたのであれば、受講人数が多くても合格するくらいの成績の人のことは特に良く覚えているでしょうから、上記のアンケートのようなものでご報告とお礼が言えるといいですね。
また、ラスト1科目を合格した人は、既に合格していた科目の先生にも是非報告しましょう。
心から喜んでくださいます。
スタディング(税理士)
元々の受講料が安いのに、1万円も貰えるんだって!
尚、試験勉強の本当の辛さを知らない業界外の友人や、あなたに対する評価が元から高い人に対して合格を報告しても、リアクションが薄かったり、通り一遍の言葉だったり、「おめでとう!で、次は何を受けるの?」とすぐに話題を次の課題に移されたり、と自分が期待したものが返ってこないこともあります。
(前にも説明したはずであっても)科目合格の説明からしないといけないこともあるでしょう。
そういうときは、「あ、そういうものなんだ。」と思って、気にしないようにしましょう。
そして、今後自分が誰かから合格報告を受けたときは、一緒に大いに喜んであげてください。
合格祝賀会の参加を検討
パンフレットやホームページで一度は写真を見たことがあるであろう「合格祝賀会」。
TACでは、その年度の官報合格者・認定合格者を対象としています。
これは一堂に会した先生方に直接ご報告とお礼が伝えられる、またとない機会です。
通信コースだった人は東京会場に参加するのをおすすめします。
TACと大原の両方で受講経験がある人は両方の合格祝賀会に参加するという人もいます。
TACは関西の通学生で通信コースの経験もあれば、大阪会場と東京会場の両方参加、なんてことをしてもいいかもしれません、禁止されていませんので。
(実在にいたと聞いたような気がします。)
参加者には合格証書を入れる額や合格が公告されている官報などがもらえる特典もあります。
立食パーティーですが、食べることを目的とせず、お世話になった講師の先生や、他の合格者との会話のための時間と思って参加しましょう。
合格体験記を書く場合は、個人写真の撮影もされてしまいますので、それなりに身なりを整えた状態で行きましょう。
TACの合格祝賀会(名古屋会場は合格報告会)についてはコチラ
資格の大原は「合格お疲れ様会」をするようです。
(2023.11.30現在、ホームページに詳細は未掲載。)
来年度の受験科目を再検討
本試験後の自己採点での予想結果とは違った、という人も、中にはいらっしゃるかもしれません。
ボーダーライン周辺だったから勝負に出て新しい科目を勉強していたけど、残念な結果だった、という場合もあるでしょう。
W受験の片方が思いがけず合格だった人は、1月から合格を目指せる科目の勉強を開始するべきなのか、今勉強している科目に集中するべきなのか。
5年10年同じ科目を勉強している人は、今後もその科目で勝負していくべきなのか。
などなど、このタイミングでの再検討は様々なケースが考えられます。
もう一度年内の時間で次の策を熟考しましょう。
受験指導校の相談会に参加してみる
上記の受講科目の再検討は、ひとりで色々と考えるより、受験指導校での相談をおすすめします。
自分が過去に受講していない受験指導校でも、気軽に相談してみるといいでしょう。
リアルで相談する機会がある受験指導校と、オンラインでの相談を受け付けている受験指導校があります。
資格の学校TAC<税理士>各種コース開講
大原学園専門学校 公認会計士・税理士系
受講科目変更の手続き
予期せぬ結果だった場合、受講科目の変更に対応している受験指導校もありますので、早目に手続きをしましょう。
スタディング(税理士)
独学から講座受講への切り替えを検討
独学をしていて思うような結果が出なかった場合、それはもしかしたら独学よりもどこかの講座を受講したほうが自分に合っていたのかもしれません。
今はスタディング(税理士)
過去の教材の処分
試験結果にかかわらず、古い教材は処分しましょう。
古紙回収に出すもよし。
フリマサイトに出すもよし。
フリマサイトに出すならば、年度が古くなればなるほど需要がなくなりますので、「善は急げ」です。
同じ科目を2年以上受講している場合は、少なくとも最新の教材以外は手放しましょう。
転職・就職について考えてみる
めでたく合格できたから転職する。
そうではなかった人が、こんな環境ではやっぱり勉強は難しいんだと思って、転職したり勉強に専念したりする。
どちらの結果であっても、12月は転職市場が需要と供給ともに盛り上がる時期です。
というのも、人手不足だという事務所ではなくても、事業拡大のため、繁忙期前に科目合格者や官報合格者・認定合格者を採用したいという時期でもあるからです。
年が明けると、本格的な繁忙期が始まります。
その前に、次のステップアップを考えましょう。
くれぐれも退職の申し出は冬のボーナスが支給されてからにしてくださいね。
人生設計について考えてみる
何歳までに独立開業しよう。
そのために、何歳までに税理士登録しよう。
そのために、何歳までに何科目合格しよう。
何歳までに子供を産もう。
そのために、何歳までに結婚しよう。
受験はこのタイミングにしよう。
何歳までは受験を頑張ろう。
それ以後は、〇〇に注力しよう。
人それぞれ、事情があります。
私は、法人税法合格より結婚を優先し、
官報合格より出産を優先し、
合格に時間が掛かるであろう相続税法を含めた官報合格より
国税徴収法を含めた早期の官報合格を優先しました。
38歳までに官報合格して40歳になるまでに就職、なんて焦らなくても良かったかな、と今となっては思います。
でも、それも結果論ですし、この選択を大きく後悔しているわけではありません。
今年の結果を受けて、年末の講座がない期間に、目標から逆算したライフプランを少しゆっくりと考えてみるのもよいのではないでしょうか。
そのライフプランに巻き込む人にも、ちゃんとプランを共有してくださいね。
まとめ
合格も、そうではなかった結果も、それは今年のお話。
喜びも、落ち込みも、味わうのは年内にして、前へ進みましょう。
前へ進む人が、ゴールに近づけます。
陰ながら応援しています!