
こんにちは。8chunmama(はっちゅんママ)です。
今回は2023年度(令和5年度)の税理士試験実施スケジュールと、大手受験指導校の模試や直前期講座などの予定を整理してみました。
日程が未発表のものは前年実績と予想を暫定的に掲載し、正式発表されましたら更新していきます。皆さんのスケジュール確認にお役立てください。
※「(予想)」とあるものは前年実績から曜日等を考慮した8chunmamaの予想によるものです。
※本試験関係の日程は黄色のハイライト、受験指導校関係の日程はピンク色のハイライトにしています。
4月
4月7日(金)
試験実施官報公告
受験申込から合格発表までの日程が正式発表されます。
試験の日時や会場となる都道府県、何日現在の法令による出題か、など、受験案内に記載されているようなことがこの段階で発表されます。
受験案内の入手方法も発表されますので、自分で取りに行ったり郵送請求する人は、受験申込の受付が始まるまでに確認し、早目に封筒や切手を用意したり平日のスケジュール調整をしておきましょう。
写真が必要となりますので、手元にある写真の大きさを確認しておきましょう。履歴書用の一般的な写真サイズとは異なりますので注意が必要です。
詳しくはこちら。
4月13日(木)
受験案内及び申込用紙の交付開始
受験案内の入手から受験申込受付開始まで3週間程度あります。
受験指導校経由で配布されて早く入手できる場合は、受付開始まで時間があるからといって失くしてしまったり申し込みを忘れてしまったりしないようにしましょう。
また、郵送で、国税局に請求する場合には、普通郵便ではかなりの日数(送達日数だけで片道最大5日程度)を要しますので、交付開始前日に投函するくらいの気持ちで準備に臨みましょう。
コンビニ内の郵便ポストは集配頻度が低いので、急ぐときはあまりおすすめしません。
送達日数検索はこちら
令和5年度税理士試験で請求先である各国税局の郵便番号はこちら。(※ページ本体最下部「別表」)
5月
ゴールデンウィーク中
まだ受験申込は開始していませんが、落ち着いて準備をするなら連休中がよいでしょう。
また、初めて受験する人や前年の合格発表後に結婚して姓が変わった人は、必要書類を揃えるならゴールデンウィーク前後がチャンスです。
5月4日(木)頃~(収録クラスは4/27(木)頃~)
資格の学校TAC 直前期講座開始
5月9日(火)
受験申込受付開始
まだ日にちがあると思っていたら、あっという間に締切となります。
前年同様であれば、国税局等への持参は受け付けておらず、特定記録郵便・簡易書留・一般書留による送付のみです。(※速達は限定列挙から排除されていますが、速達を書留等にオプションで付けることは可能です。)
特定記録郵便や書留は、普通郵便よりも送達日数がかかりませんが、速達よりはかかりますので、逆算して発送するようにしましょう。
締切は受付期間内の通信日付印有効ですが、書類完備の場合のみとのことですので、余裕を持って発送するのに越したことはありません。
前年と何か異動事項がある人は特に、本当に日中連絡が取れる電話番号を提出書類に記入しましょう。

私は、結婚後初めての受験の時に提出書類に不備があったのですが、職場の電話番号を書いておいたので、国税局からの電話に仕事中でも出られて、何とか無事に書類を追加提出できました。
同じく5月9日(火)
受験案内及び申込用紙の郵送交付請求締切
これは受験生が受験申込締切に間に合うようにという配慮もあっての早目の締切と思われます。必着とも通信日付印有効とも書かれていません。受験案内に「当日までの通信日付印有効」と明記されています。
万が一この郵送交付請求締切を過ぎてしまったときは、令和5年5月19日(金)までの平日午前9時から午後5時までの間に最寄りの国税局まで足を運び、対面で交付してもらいましょう。
令和5年度税理士試験の申込用紙交付場所である各国税局の所在地はこちら(※ページ本体最下部「別表」)
5月10日(水)
資格の学校TAC 全国公開模試 申込開始
会場受験は、会場・実施日時により先着順で締め切られていきますので、定員に達する前に早目に申し込みましょう。
5月13日(土)・14日(日)
受験申込期間中最後の土日
落ち着いて受験申込用紙の記入をするなら、土日がお休みの人はこの2日間が最後のチャンスです。
平日に郵便局に行くのが難しい人は、この土日に郵便局に行って特定記録郵便等で発送したいものです。
証明写真の準備をお忘れなく。郵送する封筒の封かんをしてから郵便局に持っていくなら、受験票用の切手や、ペイジーを利用しない場合の受験料納付用の収入印紙の事前購入も必要となります。
5月15日(月)~17日(水)
まだ願書を発送できていない人は、郵便局の窓口へ行くチャンスを作りましょう。
5月19日(金)
受験申込受付締切
締切には余裕をもって郵送しましょう。
締切を守るのは、業務に期限が付きまとう税理士を目指すなら必須です。
6月
資格の学校TAC 全国公開模試
(自宅受験)7日(水)問題・解答発送、答案提出20日(火)TAC必着
(会場受験)15日(木)~18日(日)、早稲田大学のみ6/11(日)実施
1科目4,000円となっていますが、直前期を含む講座を受けている科目については受講料に含まれています。
早稲田大学は毎年税理士試験の受験会場になっている大学です。東京都で受験予定で、本試験さながらの雰囲気で模試を受けたい方は早目に申し込みをしましょう。
LEC 全国公開模擬試験
6月16日(金)~18日(日)
会場により実施日が異なりますので、注意してください。
全国模試の活用術についての記事はこちら

6月30日(金)(※令和5年度の受験案内にて確認済み)
受験票発送
受験票が届いたら、この記事をどうぞ。

7月
7月10日(月)~16日(日)
資格の大原 全国統一公開模試試験
資格の大原には、講義は「直前ヤマ当て講義」の1回のみの模擬試験パックという講座があります。
資格合格パートナー「スタディング」など他校の通信のみの講座を受けている人はこの模試以外にも本試験形式の問題の場慣れのために受講しても良いかもしれません。
7月10(月)~18日(火)頃
資格の学校TAC 合格情報(=直前期コース内最終講義)
科目や受講形態により、合格情報の日程は異なります。
※この合格情報の講義のあと、例年であればオプション講座が設けられています。
8月
8月第一週

受験指導校の質問電話最終日や担当講師の試験前最終待機日は各自で確認しておきましょう。
8月8日(火)
簿記論、財務諸表論、消費税法又は酒税法の本試験
8月9日(水)
法人税法、相続税法、所得税法の本試験当日
8月10日(木)
国税徴収法、固定資産税、住民税又は事業税の本試験当日
2日目の相続税法と3日目の固定資産税の試験開始時刻は、初日の財務諸表論の開始時間より30分早くなっていますので、注意しましょう。
また、2日目・3日目は、解答用紙の回収や着席時刻を考えるとお昼休憩が1時間ありませんので、これも注意が必要です。
まとめ
税理士試験の公告から税理士試験当日までの日程について、ご紹介しました。
受験指導校の講座を受講している人は、講師の先生やメルマガが日程のリマインドをしてくれます。しかし、独学で臨む人は自分でタスク管理をしておかねばなりません。
受験生の皆さんは直前期のスケジュールを整理して、締切に気を付けながら直前期を過ごしましょう。
※記事作成には細心の注意を払っておりますが、特に本試験関係の日程は国税庁ホームページや受験案内で再確認をお願いいたします。(当サイトではトラブルの責任は負いかねます。)