小学生の読書の入り口におすすめの本

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こんにちは。8chunmama(はっちゅんママ)です。

今回はこれまでとは趣向を変えて、あまり本を読まないお子さんが読書に興味を持つきっかけになる本をご紹介します。

私には小学生の娘がいます。(※本記事の執筆時現在、小学4年生。)
娘には乳児のときから私の子どもの時の絵本や新しい絵本を読み聞かせたり、幼稚園時代には幼稚園のあっせんで絵本を買って自分で読ませたりしていました。
周りのお子さんよりも本は好きそうでしたが、小学生になってからは、絵より字が多い本を読むのは避けがちでした。

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読書大好きのママ、ショック!

学校では「図書」の時間があり、毎週本を借りることが仕組み化されているせいか、気が付いたら字の多い本を読むようになっていました。
その、過渡期に読んでいた本をご紹介しますので、お子さんがあまり本を読まなくて悩まれている方のヒントになれば幸いです。

目次

「ねずみくん」シリーズ

こちらは1ページに1行くらいの絵本です。 読み聞かせの定番ですが、小学校低学年のお子さんが「本を借りて自分で読む」という習慣をつけるのにも打ってつけです。 すぐに読み終わってしまいますが、大人もほっこりできる絵本です。

「おしりたんてい」シリーズ

最初にこのシリーズをテレビで見たときは、幼児~小学生が好きそうな下ネタですか、と思っていましたが、お決まりのシーン以外はそうでもないです。

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かいとうUのビジュアルは衝撃的ですが。

まだ字が大きくて絵が多め、パズル要素もたくさんあるので、幼稚園児への読み聞かせの年代にもおすすめです。
字の好きではない男の子が読むのにも、ハードルが下がりそうですね。

娘はアニメ放送を見て犯人が分かっていても借りていました。
自分のペースで読み進めて、自分のペースでパズルやクイズを解きたかったそうです。

「銭天堂」シリーズ

※第1作はなら無料で読めます。
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こちらもNHKのEテレでアニメ化された児童書です。
絵の中に文がある「おしりたんてい」とは違い、絵は少ないです。
選ばれた人にしか辿り着けない不思議な駄菓子屋さん「銭天堂」。
そこで売っている駄菓子やおもちゃを買った子どもや大人に起きる、不思議な出来事を中心に描かれています。
お話としては、ほっこりいいお話と、藤子不二雄A氏の「笑ゥせぇるすまん」を彷彿とさせる自業自得なブラックなお話があります。
アニメ放送があるお話は、字が多くても子どもが手に取りやすいので、読書のステップアップのきっかけりなるかもしれません。

「暗号クラブ」シリーズ

執筆時、まさに娘のクラスでブームになっているのがこれ。
作者はペニー=ワーナーさん。「アガサ賞」受賞経験があるアメリカの作家さんです。

英語ベースで作った「暗号」が題材なのに、それを暗号ごと翻訳するって、大変だっただろうなと思ってしまいます。

子どもたちは謎解きが大好き。
絵は挿絵程度の頻度ですが、学校でクラスのお友達が、男女問わず、こぞって借りているようです。 1冊でお話が完結するので、次の巻をお友達が借りていても、飛ばしてその次を読んでも大丈夫だそうです。

「怪盗レッド」シリーズ

娘が地元の図書館で夏休みに見つけた文庫本。
20巻以上刊行されている人気シリーズです。

娘は、イラストが可愛かったのと、「怪盗」というワードに惹かれて選んだそうです。

イラストは少なく、文字が児童書にしては小さめですが、鍵カッコが多いので読みやすそうですし、実際の文字数もページ数ほど多くはないかもしれません。 子どもにはドキドキワクワク感たっぷりのようです。

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娘は、なかなか読むのをやめないくらい夢中になっていました。

図書館ではほとんどの巻が貸し出し中になっていて、フリマアプリでも複数出品されていたので、よく読まれているのでしょう。
基本的には1話完結なので、1巻で「怪盗レッド」結成の経緯を読んだら、巻は多少前後して読んでも大丈夫かもしれません。

「名探偵コナン」映画ノベライズ本シリーズ

活字アレルギーのお子さんには、コナンに限らず、よく知っているアニメのノベライズ本が読書の導入に良いと思います。
アニメを文章に起こしたものは、文学的表現が乏しい場合がありますが、そういうのは抜きにして、本を読むことが面白いと思ってもらえたらよいのではと思います。

コナンは映画の本数が多いので、お子さんの物心がつく前のものや最近TV放映されていないものを選んで勧めると良いかもしれませんね。
どの作品も地上波放送ではカットされているシーンが複数あるので、映画館で見ていないお話は読む価値があるかもしれませんよ。

「ルドルフ」シリーズ

これは私が小学生の時にハマった絵本です。
きっかけは、NHKの「母と子のテレビ絵本」(※現在の番組名は「てれび絵本」)で毒蝮三太夫さん(分かります?)が絵本の絵に合わせて朗読をしていたのをテレビで見たことでした。
読んでいて引き込まれる、ドキドキ冒険要素もあるお話です。
1回に軽い絵本1冊を読み切ることの多い中、複数回にわたって長いお話1冊を読んでいました。

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今思えば、絵本じゃないですね。

そのあとに、学校の図書室で見つけて、自分でもシリーズの続きを読みたいと思って借りた、と記憶しています。
その時点で私は既に読書好きでしたが、子どもが本を手に取るきっかけは、どんな子どもでもこういうものじゃないかなと思います。

「あらしのよるに」シリーズ

ヤギのメイと狼のガブの、友情の物語です。
こちらも「てれび絵本」で放送されていました。
中村獅童さんの朗読で、彼はこのお話を新作歌舞伎の題材にするほど、この作品に惚れ込みました。その後、国語の教科書に収録されたり、民法でアニメ化されたり、と長年愛されているようです。
ルドルフシリーズとは違い、1冊が小さめで絵本らしさがありますが、数冊にわたってお話が続いているので、実は長編のお話です。

ドキドキハラハラあり、いいお話だなと思えるところもあり。
大人が読んでも楽しめます。

まとめ

娘のクラスの「暗号クラブ」シリーズブームをきっかけに、今回は児童書をご紹介しました。
娘が選ぶ本の中には、私自身、「そんな本、面白いかな?」と思うものもありますが、子どもの読む本の内容に、あまりケチをつけては子どもの自己肯定感が下がってしまいます。
読書の習慣がつけば、漢字を読む力もつくでしょうし、読むスピードが上がり、語彙が増えます。
そして何より、子どもの想像力が広がります。
小学生くらいの段階では、読書の習慣がつけば十分、というくらいのスタンスでよいかと思います。
絵本から児童書・小説へのハードルが高く感じることもあるかもしれませんが、お子さんに合った本が見つかるといいですね。

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