おすすめの本⑥ 所得税確定申告が苦手な人向け

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8chunmama

こんにちは。8chunmama(はっちゅんママ)です。

今回は確定申告に役立つ本として、事業所得や不動産所得の基礎の基礎は理解しているけど、細かい規定や株式については「なんとなく」「前年のデータを見ながら」で毎年やり過ごしている人に読んでほしい本を2冊ご紹介します。

目次

『金融商品の仕組みと税金』

阿部 行輝・著『金融商品の仕組みと税金』財務研究会出版局

こちらは株式から暗号資産(仮想通過)まで、幅広い金融商品に関する確定申告に役立つ本です。
B5サイズで、厚み約1cm。
申告書作成時に参照するという性格の本ということもあり、持ち歩き用というよりは自席に置いておきたい本です。

株式や投資信託といった金融商品は、分離課税か総合課税か選択できるものがあったり、外国税額控除があるものがあったり、有利選択をしたり、そもそも金融商品の仕組みがイマイチ分かっていなかったり、どの様式のどこに書くのか分からなかったり、と、普段は法人の申告ばかりしている人には分からないことだらけです。

金融商品の確定申告の解説をしてくれている本はたくさんありますが、どの明細書の、どこに、どう書いたらいいのか、を記載例で解説してくれているのがこの本です。
金融商品の仕組みを解説してくれているのも、「自分は投資をしないから良く分かっていない」という人に優しいです。
取り上げられている金融商品の取引等の項目は

  • 株式
  • 公社債
  • 投資信託
  • 外国証券
  • 株価指数等先物取引
  • オプション取引
  • エンジェル税制
  • ストック・オプション
  • NISA
  • 金売却
  • 暗号資産(仮想通過)
  • 転出時課税

等々と幅広く、この本一冊あれば金融商品についての所得税はほぼ網羅していると思われます。

取扱範囲が広いため、これを最初から最後まで読んで覚えようとしても頭に入らないと思います。
一度サラッと読み流して規定が存在することを頭の片隅に留めておき、実際の申告に出てきたら該当する箇所を読み込んで、理解した上で帳票を選択したり税務ソフトに数字を入力したりするのが良いでしょう。

『所得税・個人住民税ガイドブック』

松岡章夫、秋山 友宏、山下 章夫、笹原 眞司・共著『所得税・個人住民税ガイドブック』大蔵財務協会

A5サイズで厚さ約1.5㎝、確定申告期間に毎日通勤に持ち歩くのは苦になるかどうかギリギリのラインですが、個人事業主との面談や、確定申告期間の自席には常備しておきたい1冊です。
紙が辞書のように薄く、索引を除くと462ページで、厚みのわりにページ数が多くなっています。
情報量を褒めるクチコミがあったので選んだのですが、正解でした。

“確定申告に照準を合わせた本では網羅されていない規定”も掲載しているので、疑問に思ったことは大体載っています。
もちろん、基本的な規定についても解説されています。

図表で情報が整理されていて、分かりやすいのも良い点です。
各規程の条文番号や裁決の年月日が明記されているので、条文本文や裁決の文言を確認したいときに役立ちます。

初心者より、税理士業界2~3年目以上の人に向いているかもしれません。

まとめ

今回は、所得税が苦手な人にオススメの本をご紹介しました。
いずれも毎年12月頃に改訂されているので、少なくとも最初の購入時は最新版を購入してくださいね。
確定申告の時期だけ使う知識は、おろそかにしがちで、定着しにくいもの。
なんとなくやり過ごすのではなく、条文に近い文言で説明されている本を読んだり、図表で理解を深めて、「具体的な数字は覚えていないけど、こういう規定があった」とか「これは何か特別な取り扱いだったはず」といったことだけでも覚えておけるように、自分をブラッシュアップしていきましょう。

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