「ホワイト事務所のみ掲載」の求人サイトが本当なのかを検証してみた

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8chunmama

こんにちは。8chunmama(はっちゅんママ)です。

「税理士事務所はブラックなところが多い。」
業界経験が長い人は、そういうイメージを持つ人が多いかもしれません。

労働時間がブラックだったり、所長やナンバー2の人がパワハラだったり。

それなのに、「ホワイト事務所のみ掲載」と大きく出た求人サイトがありました。

8chunmama

またまた~。(^o^)
じゃあ、私の知ってるブラックな事務所、載せてないんでしょうね?

というわけで今回は、そのサイトで自分の地域の事務所を検索してみたレポートです。

目次

強気な求人サイト

そのサイト名は、会計事務所転職ミツカル。

ホームページとしては求人サイトと転職エージェントサイトのURLが独立していますが、同じエージェント会社です。

求人サイト側には「ホワイト事務所限定」と謳っており、転職エージェント側には「厳しい審査を通過した事務所のみの登録」とあります。

切り口が新しい。
だって、そんなことをしたら応募する事務所の数が減ってしまいますもん。
ビジネスとして大丈夫?

ちなみにこのミツカル(2020年8月設立)、私が転職希望をしていない時期(2022年頃)に先方から連絡が来て、一度ウェブ面談をしたことがあるのですが、そのときは「税理士限定」の転職エージェントでした。

8chunmama

どうもそれではビジネスにならない、ということに気付いたようね。

自分の地域を検索してみたら

そんなにホワイト限定というのであれば、私の知っている複数のブラックな事務所がヒットしないか検証しようじゃないの、と都道府県を絞って検索したところ・・・。

ヒットしたうち、私の住む市の税理士事務所は1件だけ、という結果に。

8chunmama

お、おぉぅ。。。

こちらとしては、ブラックな事務所もヒットしてツッコミを入れることになるだろうと思っていたのに、数多ある市内の事務所のうち1件て!

しかも、唯一ヒットした事務所は、私や元同僚が適性検査だけで落とされたことのある、離職率が低いことをホームページでアピールしていた事務所でした。
別の元同僚(税理士)が応募した時は、スタッフ全員と面接をして、合う合わないを確認してからの内定をもらったとのことでした。
その元同僚は複数の内定をもらったためその事務所は辞退をしたので、どういう事務所なのかは分かりません。
しかし、誰でもいいから採用しようという事務所ではないということは、人手不足が深刻過ぎず、ブラックである可能性は他よりも低いことになります。
採用時のミスマッチを極力減らして、離職者を出さないようにしているわけですが、業務量がパンパンな事務所はそういうことは言っていられないのです。 ・・・ということは。

8chunmama

これはホワイトな事務所っていう精度が高いかもしれない。

なお、近隣都道府県にある事務所で、しょっちゅう某サイト経由でオファーやら「気になる」が届いていた「ブラックなんだろうな」という事務所も検索には引っ掛かりませんでした。

ミツカルの今後の課題

しかし、ふと思いました。

8chunmama

いや、でも待って。
なんで今の勤務先の事務所がヒットしないの?

今の勤務先は、人により業務量は違うでしょうけれど、私の思い浮かべている「地域のブラック事務所の代名詞」とも言える過去の勤務先に比べたらずいぶんホワイトです。
みなさん、ちょくちょく有休を取っています。
載っていてもいいのでは、と思いますが・・・。

ミツカルは東京の会社なので、市場開拓が進んでいない地域があるのかもしれません。 あるいは、公開求人検索には引っ掛からない、非公開求人ならばもっとあるのかもしれませんが、見せるための公開求人も人材を集めるのには重要なので、頑張ってほしいところです。

応募先を多くしたいならば

会計事務所転職ミツカルがホワイトな事務所を厳選している、ということはよーく分かりました。

ただ、
“現在ミツカルでは、未経験者やパートでの案件が無いため、税理士事務所勤務経験1年以上の経験者の登録を推奨しています”
とのことです。

8chunmama

でも求人サイトのほうでは9件のパート勤務案件があるみたいですね。

また、私のように、希望する地域に公開求人の案件が少なく、ミツカルの持つ非公開求人でも決まらない人もいるでしょう。 そういう地域を希望する人や業界未経験の人は、求人案件数の多いや、(※)で勝負をかけるのがよいかと思います。

※マイナビのプロモーションを含みます。

まとめ

会計事務所転職ミツカルが取り扱う税理士事務所・会計事務所の求人案件が厳選されているであろうということは分かりました。 ただ、地域によっては、公開求人案件が少ないので、キャリアアドバイザーの持つ非公開求人(当ブログのリンク先ページからの登録)に期待、ということになります。

8chunmama

そういえば、私がウェブ面談したときに挙がった事務所の名前も公開求人にはなかったので、案件保有数の望みはありそうです。

下記に2023年12月6日現在の都道府県別の公開求人案件数を挙げておきますので、参考になさってください。
(案件数は「のべ」。同一事務所が職種等により複数掲載している場合があります。また、支店を持つ税理士法人は県をまたがって求人を出している場合があります。)

北海道 7件、宮城県 1件、
群馬県 1件、埼玉県 3件、千葉県 2件、東京都 56件、神奈川県 6件、
長野県 1件、岐阜県 1件、静岡県 3件、愛知県 18件、
京都府 10件、大阪府 34件、兵庫県 2件、和歌山県 1件、滋賀県 1件、
岡山県 2件、広島県 2件、徳島県 1件、香川県 1件、愛媛県 2件、
福岡県 8件、大分県 1件、沖縄県 3件 (計167件)

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